社会科をわかりすく

学校で習う社会科をわかりやすく解説します。地理・歴史・公民全てのジャンルをします。

高校日本史 A①列強の接近

本日は近代のスタート、列強の接近をわかりやすく解説します。

参考文献は「センターはこれだけ!金谷の日本史」。

付属の表を見ながら、このブログを見ると理解できます。

 

外国の船がやってきて、鎖国体制が終結し、近代が幕を開ける。

みんな多分ペリーのイメージが強いと思うんだけど、

ペリーが来る前にも外国船との攻防はあった。復讐も兼ねながらやっていこう。

外国人の名前がたくさん出てくるからテストでも注意。

今日だけでも、ラクスマン、レザノフ、ゴローウニン、ビッドルの4人。

 

まず最初にやってきたのはラクスマン。国はロシア。こいつだけ18世紀末。1700年代。

このラクスマン根室にやってきたんだ。北海道。ただきたわけじゃない。

漂流民をつれてきた、日本人を助けたんだね。大黒屋光太夫。三重の人。

流されてロシア。ロシアの女帝エカチェリーナ2世と会う。

ラクスマンは命令された。彼を連れて日本に行き、通商を要求してきなさい。

 

当時日本は、寛政の改革の頃。日本の対応は、「長崎しか貿易やってないんで」

信牌、整理券みたいなものを渡された。わかったよ、一回帰るわ。これがラクスマン

それで長崎にやってきたのがレザノフ。人が変わる。これはもう19世紀に入ってる。

行ったら、待たされる。船の上で。結構待たされる。半年。 
結果は「うち鎖国体勢しいてますんで」、断られる。定信がいない。まじかと。
帰るんだが、イライラが爆発。部下たちにやってしまいなさいと命令。 
樺太や択捉を攻撃される。文化露寇。これにより日露の緊張関係が。

 

日本が侵略される。危機感。北方のことがあんまりまだわかってない。調査。
近藤重蔵行きまーす。千島。択捉島に「大日本恵登呂府」柱建てる。ここ俺らのもの。
間宮林蔵行きまーす。樺太。大陸とつながっていると考えられていた。

一部。島ですやん。今までつながってると思われていた海峡。「間宮海峡」と。

 

緊張関係のロシア。ゴローウニンが国後島を測量していた。戦う意図はなく。
幕府の役人がとらえた。船長捕まえられました。副船長焦る。
副船長が高田屋嘉兵衛を捕らえる。嘉兵衛が協力する。
間を取り持って説得してくれる。商人として幕府にも影響が。釈放。

 

その前にも、イギリス船が長崎に侵入するフェートン号事件が。
外国船の来航をこのまま放っておくと、トラブルが起こる。
外国船の撃退を命じる異国船打払令(無二念打払令)が出される。
外国船が乗りよせて来たら、有無を言わさず直ちに打払う。1825年。

 

浦賀アメリカの船モリソン号がやってくる。打払う。まじか。逃げる。

薩摩にやってくる。打払う。逃げる。

通商の要求と漂流していた日本人を助け、送り届けていたという真相がわかる。

 

何やってんだ幕府は。そもそも鎖国おかしくない?

渡辺崋山は「慎機論」、高野長英「戊戌夢物語」を書いて批判する。

知識人たち。南蛮の学問を学ぶ集団=蛮社。獄に繋がれた。

批判しているだと。処罰じゃ。蛮社の獄

崋山は風説などにより自刃。長英は牢に火、脱獄し逃げる。6年後殺害。

忠邦は力を借りようとしていたが、嫌う者たちが処罰。だから天保

 

1840年。アヘン戦争が起こる。イギリスと清。敗北し、香港がとられる。

衝撃。清が負けた。打払ったらヤバいことになる。

天保の薪水給与令。薪と水を与えて帰ってもらう。方針転換。

仲のいいオランダも勧告してくれる。

鎖国続けるのそろそろ無理なんじゃないですか」世界を見てください。

うるさい。鎖国は続けるんや。

 

けど異国船打払令は廃止された。来ていいんですか。じゃあ来ます。

アメリカのビッドルが通商を要求してくる。これは拒否。

そして次回、ペリーがやってくる。